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欅は槻(つき=強木)と呼ばれ、古くから日本人に大変親しまれてきた和木の代表です。硬く重量があり、磨くと美しい光沢が現れる美材中の美材です。伝統的な工芸品や高級建築材にも珍重され、美しい木目の大きな材は非常に価値があり、大型のお仏壇に使用される場合は、それだけ高価になります。

中国原産で古くから日本に自生しています。育ちにくいため巨木はないが、硬く強靭で重量があります。磨くときれいな光沢が出るため、その美しい木目とともに貴重な材となっています。『延寿』とも書き、中国・日本では 縁起の良い家内繁盛の木と言われ、家庭の中心に安置するお仏壇に最適の材と言えます。

全体に淡い紅黄白色から淡い黄褐色で辺心材の境は不明瞭。
絹糸状の光沢があり板目面に著しいリップルマーク(さざなみ模様)が入る美材です。
肌目は緻密で加工自体はそれほど困難ではありませんが、乾燥を誤ると狂いやすくお仏壇に用いるには材を見極める熟達した目が必要となります。

心材は暗黄褐色で辺材は淡黄白色。肌目は粗いが美しい木目が現れることが多いのが大きな特徴です。心材の耐久性も非常に高く、お仏壇に向いている材と言えます。加工は難しいのですが、磨くと光沢が出て美材として珍重されています。また原木自体大径のものが少なく、お仏壇に用いることができるものは非常に希少です。

全体的に淡い灰黄色で、木目は交錯し肌目は荒いが板目面は光沢があって、年輪模様が美しい。木理が鮮明なため家具用材としても古くから利用され、内装壁面やドア家具材として最も高級なものの一つでもある。

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